製品案内(リアルガードW)

リアルガード ダブル

私たちが生活している自然界には、約40万種を越える菌が生息しているといわれています。
建築物廻りには120種、内部には60種の菌が確認されています。

リアルガードWは本来のリアルガードを木材用に改良、そして抗菌効果を持たせたものです。

リアルガードWは抗菌作用だけでなく、表面改質、優れた防水性による撥水効果で建物などを汚れから守ります。また、塗膜による撥水剤ではないので木材の質感、色や通気性を損なう心配はありません。

環境にやさしい効果

含浸透性機能

表面張力が水の半分以下で、水溶液中のリアルガード成分が水よりも深く木材の導管等を通り浸透します。浸透性の為、適度の含水率と通気性を保ちつつ、木材の質感や色を変える事なく保護し、精密性を持続した素材に変えます。

防腐

余分な水分を吸わないため、木材をバクテリアや細菌の発生から防ぎ腐食させません。

反応

含浸したリアルガードは、木材の中の反応性の高い成分と反応、また自己結晶化し、徐々に導管や空隙内で非水溶性無機化合物となります。

防虫

材質を腐食させないため、バクテリア等の発生を防ぐ事で白蟻や害虫の寄生、発生を防ぎます。

表面改質

生成された無機化合物は通常4日位から木材表面を精密性し、水などの浸入を防ぎます。

防汚

防水性と撥水現象により、汚れの付着も軽減、また付着後も簡易に汚れを除去できます。

劣化防止

主に水の侵入による腐食、精密性の低迷を水の浸入を防ぐ事により木材を長期に渡り使用することが出来ます。

除菌・抗菌

抗菌性浸透材のため、既に発生しているカビや藻等の菌の根を除去し、その後の菌の発生を防ぎ抗菌します。

撥水効果による防水性

有機保護材やニスと異なり、通気性のある恒久的な防水層を形成、余分な水分を吸わないため、材質の膨張を防ぐ事により材質の精密性を維持出来ます。

使用箇所

木造建造物、MDF、合板、ベニヤ、集成材、ダンボール、その他木材

種類と形状

リアルガードα 種類 形状

適応機材と用途・標準使用量

リアルガードα 用途 使用量

殺菌効果試験

リアルガードα 1分後 10分後 24時間後 1週間後 2週間後 1カ月後
p.aeruginosa 1.8×(10の7乗) 2.0×(10の7乗) 0 0 0 0
E.Coli 1.8×(10の7乗) 2.0×(10の7乗) 0 0 0 0
MRSA 2.0×(10の6乗) 8.0×(10の6乗) 0 0 0 0
被検菌試料 1分後 24時間後 1週間後
p.aeruginosa 6.0×(10の7乗) 6.0×(10の7乗)< 6.0×(10の7乗)<
E.Coli 5.0×(10の7乗) 5.0×(10の7乗)< 5.0×(10の7乗)<
MRSA 4.4×(10の7乗) 4.4×(10の7乗)< 4.4×(10の7乗)<
  • p.aeruginosa:シュードモアス.エルギノッサ(緑膿菌)
  • E.Coli:エスケチリア.コリ(大腸菌)
  • MRSA:メスチリン耐性黄色ブドウ球菌

※表の表示単位はすべて「個/ml」です

保健所登録番号:衛医医登123号
㈱板橋中央臨床検査研究所

抗菌主成分

(2-Pryidinothiol-1-oxide)sodiumsalt

ピリジン系(一般名:ナトリウムオマジン)

N.N-dimethyl-N'(dichlorofluormethylthio)-N’-phenyl-sulfamide

ハロゲン系 スルファミド(一般名:ジクロフルアニド)

Diiodomethyl-P-tolylsufone

ハロゲン系 ヨウ素(一般名:ジョードメチルトリルスルフォン)

薬剤耐性菌が出来にくい抗・除菌剤です

リアルガードαの主成分は各国公的機関で安定薬剤として認可番号を習得した薬剤のみを複合精製したものです

  • MITI(通産省既存化学物質リスト)
  • CAS(アメリカ既存科学物質リスト)
  • EPA(アメリカ環境保護庁リスト)
  • EINECS(欧州既存商業化学物質リスト)