製品案内(リアルガードA・B)

リアルガード パッケージ

リアルガードは、金属・樹脂を除く全ての表面改質材で、従来の強度が出なかったり、経年変化で劣化した物を改質し復元させる、新タイプのマテリアルです。

リアルガードは表面改質だけでなく、優れた防水性による撥水効果で建物などを汚れから守ります。
また、塗膜による撥水剤ではないので、素材の質感を損なう心配はありません。
無機溶液なので腐敗することもなく、引火性も全くないので安心してご使用いただけます。

リアルガードにはAタイプとBタイプがあり、Aは早期撥水タイプ、Bは撥水遅延タイプです。

環境にやさしい効果

含浸透性機能

表面張力が水の半分以下で、水溶液中のリアルガード成分が水よりも深く、コンクリート・石質の毛細管水隙や空隙を通り、含浸します。

反応

含浸したリアルガードは、コンクリート・石質の遊離アルカリや骨材中の反応性の高いシリカと反応し、徐々に水隙や空隙内で非水溶性無機化合物となります。

表面改質

生成された無機化合物は通常4日後から基質を強化し、また中性化した基質に反応し、遊離アルカリを安定物質に変えることで中性化を防ぎ、基質を強化します。

劣化防止

コンクリートの劣化の大きな原因とされている中性化も、安定した緻密な保護水の浸入を防ぎ、塩害・凍害も防止し、コンクリート構造物の耐久性、安定性も大幅に向上させます。

防汚

リアルガードが含浸したコンクリート・石質は、防水性と撥水現象により、雨水などによって汚れを洗い流すセルフウォッシュ効果で建造物の美観を損ないません。

撥水効果による防水性

有機撥水剤や樹脂コーティングと異なり、通気性のある恒久的な防水層を形成、余分な水を吸わないため、内部からにじみ出る白華現象を抑制します。

種類と形状

リアルガード 種類 形状

適応機材と用途・標準使用量

リアルガード 用途 使用量

成分化学構造式

リアルガード 化学構造式

作業性・安全性

  • 吹付、刷毛、ローラー刷毛で簡単に塗布施工ができます。
  • 湿気を帯びた面にも塗布できます。
  • 水性タイプで、臭気や毒性もなく安心してご使用になれます。
  • 塗布施工後の使用機材は水洗いでOKです。
  • 人畜無害で引火性もなく大変安全です。(溶出試験水の分析の結果、水道法水質基準に適合)

溶出分析試験結果製品MSDSもご参照ください。

施工例

リアルガードの主な施工例に関しては施工実績をご覧ください。